2013年10月24日木曜日

第72回日本脳神経外科学会学術総会 横浜 報告

  10月16日、台風まっただ中の横浜に行ってきました。僕の演題は15時からで、到着が12時30分頃と、ぎりぎりのスケジュールでほとんど何もできずに気がつけば発表時間となっていました。当院の急性期脳梗塞の超急性期治療に関して発表をしました。血管内治療に関してはまだ症例も少なくこれからのところですが、あまり質問もなく、同じセッションの発表も目新しいものはあまりありませんでした。総会で印象に残ったのは大ホールの講演での脳脊髄液に関しての演題で、CSFはcirculationすることなくmixingしているだけである、50%はリンパで吸収される、sylvian fissureとanterior pontine cisternにはCSFのblock機構がある、ということでした。今までの自分の知識とは全く違う話だったので勉強になりました。今後さらに解明されれば、現在の水頭症治療などにどう影響してくるのか興味深い話だと思いました。日帰りでしたが、無事に帰広もできました。
    県立広島病院 脳神経外科   三好 浩之

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