2013年12月26日木曜日

脳神経外科学会中四地方会で演題発表しました.

12/7徳島市で行われた脳神経外科学会中四地方会で演題発表しました.

演題は『顔面痙攣術後に生じた遅発性顔面神経麻痺の3例』でした.
片側顔面痙攣に対する微小血管減圧術(MVD)後に1~2週間で発症する末梢性顔面神経麻痺で経過はBell麻痺と同じで多くは元通りに回復します.原因についてはヘルペスウイルス関与などいわれていますがいまだ詳細は明らかではありません.フロアの先生方からのコメントからは少ないけれど稀でなく経験しておられる印象を受けました.その割には論文はあまりないようで予後が良好であることから見過ごされているのかもしれません.しかし一時期にせよほぼ完全麻痺まで至ることも少なくないので今後多施設で症例を蓄積していく必要があると思われます.

徳島は駅前なとても賑やかで良いところだなと思いました.しかし今回は慌ただしく往復したのであまり町を見ることができませんでした(広島からだと思ったより移動に時間がかかります).また訪れるときは名所など行ってみたいものです.